高丸の攻撃を飛んでかわした呉羽は、すかさず高丸のうなじに、そはや丸を叩き込む。
渾身の力を入れても、高丸の首を寸断することはなく、すぐに堅い骨に阻まれてしまう。
「ちっ」
呉羽は舌打ちしながら、後方に飛んで、距離を取る。
さすがに筋肉隆々の鬼だけある。
例え女子(おなご)の力でも、ただの人間であれば、今の一撃は相当なダメージを与えられたはずだ。
が、高丸はうなじに刀を受けても、平然としているように見える。
「その気になれば、お前は簡単にその娘から離れられるはずだ! だがそれをしないのは、お前が娘とありたいと思っているからであろう!」
『やかましい!!』
そはや丸の怒鳴り声と共に、今までの比ではない凄まじい妖気が高丸に向けて放たれ、さしもの高丸も、仰向けに床に叩き付けられた。
ばぁんという轟音と共に、屋敷が軋み、埃が舞う。
呉羽はこの機を逃さず、踏み込むと同時にそはや丸を振るった。
慌てて身を起こした高丸が、床を蹴って後退する。
が、身の軽さは、呉羽のほうが上だ。
そはや丸の刃が、高丸の足の指を数本飛ばした。
「うおおおぉぉぉ!」
高丸の巨体が、くずおれる。
渾身の力を入れても、高丸の首を寸断することはなく、すぐに堅い骨に阻まれてしまう。
「ちっ」
呉羽は舌打ちしながら、後方に飛んで、距離を取る。
さすがに筋肉隆々の鬼だけある。
例え女子(おなご)の力でも、ただの人間であれば、今の一撃は相当なダメージを与えられたはずだ。
が、高丸はうなじに刀を受けても、平然としているように見える。
「その気になれば、お前は簡単にその娘から離れられるはずだ! だがそれをしないのは、お前が娘とありたいと思っているからであろう!」
『やかましい!!』
そはや丸の怒鳴り声と共に、今までの比ではない凄まじい妖気が高丸に向けて放たれ、さしもの高丸も、仰向けに床に叩き付けられた。
ばぁんという轟音と共に、屋敷が軋み、埃が舞う。
呉羽はこの機を逃さず、踏み込むと同時にそはや丸を振るった。
慌てて身を起こした高丸が、床を蹴って後退する。
が、身の軽さは、呉羽のほうが上だ。
そはや丸の刃が、高丸の足の指を数本飛ばした。
「うおおおぉぉぉ!」
高丸の巨体が、くずおれる。


