絶対読むな

20回ほど叩きつけられた頃、あたしの指先は重くなったように動かなくなり、感覚は薄れていった。




どうやら鏡の破片が脊髄や神経を傷つけたみたい。





それでも母はやめようとしない。





何度も何度もあたしの首から上を、振り子の要領で鏡台にぶつけていく。






「お、おかあ・・・・さん・・・。もう・・・やめ・・・」





ふりしぼって何とか声が出た。





それに合わせて母の動きも止まった。





やっとやめてくれた。




辺りはすっかり血の海になっていた。