別に、翔がどんなに良いことを言ったって、私の決意は変わらない。 私は今までと同様、人を信じないし、人と関わったりもしない。 そんな愚かなことは、したくない。 ……ただ、 「……あっつ。」 嘘で溢れた、このどうしようもない世の中で、ちょっとだけ 光を、見た気がしたんだ。