「「え……。」」 翔と友達の声が重なる。 そして2人は、鏡みたいに同じように目をパチクリさせた。 ……何よ、その反応。 私、何か変なこと言った? 「だって……。」 「……なぁ?」 そのまま、意味深そうな会話をする2人。 私はそんな2人を、穴が空くほど見つめるしかできない。 ……こういうのって、なんか嫌。 感じ悪いし、気分が悪いのこの上ない。