君色の夢に恋をした。



『…翔はさ。

私に光と幸せをくれたんだ。』



人が信じられなくて。
人が怖くて。


人を突き放すことで自分を守っていた。


屋上で、私を闇から連れ出してくれた時。

光が見えた気がしたんだ。



『翔のおかげで、私は扉を開くことができたんだ。』



あなたがいなければ、こんな幸せ知らなかった。

あなたがいなければ、人のぬくもりを知ることはなかった。

あなたがいなければ、夢を諦めたままだった。


全ては、あなたがくれたものでした。