結局、何が正しいかなんてわからなくて。 私たちは間違えたり、後悔したりして道を突き進むしかない。 突き進んでいくしか、ないの。 「…絶対とは言わないから。 考えて、くれないか??」 完全燃焼といった感じだった。 まるで花火みたいに、燃え尽きて消える。 今の祐二くんから、勢いは消えていた。 『…わかった。』 小さく、頷く。 もう一度、考えてみよう。 最善の道を、選べるように…。