「…すごい! この絵、すごいいいよ!」 帰ってきた答えは大きく予想を反していて。 私は大きく翔の方へと振り返った。 『えっ…??』 「この絵、絶対いい線いくよ!」 太陽が、笑った。 眩しいぐらいの笑顔を翔が見せている。 その笑顔が純粋すぎて、 私は思わず、照れたように髪を触ってしまった。 『…そう??』 「うん!! この絵、早口描いたなかで一番すき!」