照れくさそうにいう彼女たちと、 まん丸に目を広げて驚く翔。 見た感じ…、 彼女たちが自分に好意を持ってることに、今まで気づいていなかったのか、 もしくは、その言葉の意味さえわかっていないのかもしれない。 そんなところが、また翔らしかった。 「…とにかく、二度とこんなことしないこと! わかった??」 照れ隠しのように、無駄に翔は声を張り上げる。 そんな翔を見て、彼女たちはクスリと笑みを漏らした。