『別にいいけど…。』 どうでもいい。 私は何を言われたって、どうも思わないし。 そんな集団でしか言ってこれない弱い奴なんかに、怯えたりしない。 あまり気乗りはしないけど… こういうのは、さっさと終わらすに限る。 私の返事に二ヤッと怪しい笑みを浮かべた女子たちは 「こっちにきてくれる??」 って、乱暴に私の腕を掴み、引っ張った。 …どうでもいいけど、痛いし。 もうちょっと優しく掴めないのだろうか。