そんなこんなで無事、西藤くんとの都合も合って、あたしは彼を待っている。 由紀ちゃんには、 「苺〜デートじゃん♪」 なんてからかわれた。 確かに、今日は由紀ちゃんも川原くんもいない。 少し落ち着いたはずなのに、思いだしたらまた緊張してきた。 そして…時刻は15時を迎えようとしていた。