「僕、今、幸せです」
「そんな高熱出して、幸せ?」
「やよいちゃんが家に入れてくれて、僕に優しくしてくれるのが嬉しい……」
「もう二度と部屋には入れないからね」
「ありがとう」
「へ?」
「やよいちゃん、ありがとう」
「あ……。うん」
「あんた、高校生?」
「中学生です。中学4年生」
「中学って、4年生なんてある?」
「いじめにあって、2年間登校拒否だったんです」
「そうなんだ」
「やよいちゃんに会うまで、僕、ずっと1人で淋しくて……」
「そっか」
まだ15歳の、その小柄な少年が、急に愛おしく思えて、あたしは、彼のあたまをそっと撫でた。
「あたしのこと、好きになってくれて、ありがとね」
少年は、しばらくの間、無言で、あたしに撫でられていた。
「そんな高熱出して、幸せ?」
「やよいちゃんが家に入れてくれて、僕に優しくしてくれるのが嬉しい……」
「もう二度と部屋には入れないからね」
「ありがとう」
「へ?」
「やよいちゃん、ありがとう」
「あ……。うん」
「あんた、高校生?」
「中学生です。中学4年生」
「中学って、4年生なんてある?」
「いじめにあって、2年間登校拒否だったんです」
「そうなんだ」
「やよいちゃんに会うまで、僕、ずっと1人で淋しくて……」
「そっか」
まだ15歳の、その小柄な少年が、急に愛おしく思えて、あたしは、彼のあたまをそっと撫でた。
「あたしのこと、好きになってくれて、ありがとね」
少年は、しばらくの間、無言で、あたしに撫でられていた。


