「綾香 オレと結婚してくれる?」 「・・・・・・・・・」 「綾香!」 私はボーとしたまま みんなが私を揺すりながら 呼ぶ 「公開プロポーズじゃない」 母たちは喜んでいる 「あたしでいいの?」 「ああ」 「あたしは何もできないよ」 「ああ 側にいてくれるだけでいい」 「ヨロシクお願いします」