泣いていた彼女が顔を上げる。
「どうした?」
「本気?」
「もちろん。あたしの学校に来なよ、雑鬼はたくさんいるから」
白い肌を流れる涙を優しく指先で拭ってあげた。
「あっちの世界には行けないけど、友達にはなってあげる。それじゃダメかな?」
生きていた頃に、受けなかった愛情は、あたしがこれから注いであげる。
というか、陸や柚莉とか妖怪が見える人は結構いるから、全員友達にさせるし。
「あんじゅちゃんの傍にいてもいいの?」
「いいって言ってるでしょう? あたしのところに来るのはイヤ?」
問いかけると、ブルブルと顔を横に振った。
よかった、それなら。
「あたしのところに来る条件は、もう人間に危害を加えないこと。出来るよね?」
「うん」
繭ちゃんが頷いた瞬間、教室中に充満していた妖気が消える。
「被害にあったみんなも、元に戻してくれるよね?」
「うん」
しっかり頷いたのを見て、体から力を抜いた。
それなりに緊張していたことがわかる。
「……まずは、仕事終了」
抱き上げたまま、彼女に向かって、微笑みかけた。
「どうした?」
「本気?」
「もちろん。あたしの学校に来なよ、雑鬼はたくさんいるから」
白い肌を流れる涙を優しく指先で拭ってあげた。
「あっちの世界には行けないけど、友達にはなってあげる。それじゃダメかな?」
生きていた頃に、受けなかった愛情は、あたしがこれから注いであげる。
というか、陸や柚莉とか妖怪が見える人は結構いるから、全員友達にさせるし。
「あんじゅちゃんの傍にいてもいいの?」
「いいって言ってるでしょう? あたしのところに来るのはイヤ?」
問いかけると、ブルブルと顔を横に振った。
よかった、それなら。
「あたしのところに来る条件は、もう人間に危害を加えないこと。出来るよね?」
「うん」
繭ちゃんが頷いた瞬間、教室中に充満していた妖気が消える。
「被害にあったみんなも、元に戻してくれるよね?」
「うん」
しっかり頷いたのを見て、体から力を抜いた。
それなりに緊張していたことがわかる。
「……まずは、仕事終了」
抱き上げたまま、彼女に向かって、微笑みかけた。


