うん。まあ、今はどうでも良いか。
「繭ちゃんには、そんな人いなかった?」
「いない…………」
さらに、大きな瞳に涙が溜まってくる。
昔のあたしにそっくりだ。
柚莉と出会うまで、友達は妖怪達のみ。
人間からは嫌われ、畏れられ。
居場所がなかった。
何度も、聞こえてきた「化け物」という言葉。
泣くことは出来ず、毎日耐えてた。
だから、理解をしてくれる友達が出来た時の喜びはすごかった。
あたしのすべてを受け入れてくれる……陸という存在が出来た時は、もっと嬉しかった。
そうだ。
繭ちゃんにも、そういう存在が出来たらいいんだ。
そうしたら、寂しくなんかなくなる。
「繭ちゃん、おいで?」
両手を広げた。
「……っっ……」
泣いている彼女を教壇から、抱き上げる。
人間の子ども、会長の弟の飛鳥君を抱くように、繭ちゃんを抱っこした。
「化け物って呼ばれるのがイヤなら、あたしの傍においでよ。ずっとこれから守ってあげる」
ニコリと微笑む。
あたしの近くで暮らせばいい。
命がある限りは、傍にいてあげるから。
「繭ちゃんには、そんな人いなかった?」
「いない…………」
さらに、大きな瞳に涙が溜まってくる。
昔のあたしにそっくりだ。
柚莉と出会うまで、友達は妖怪達のみ。
人間からは嫌われ、畏れられ。
居場所がなかった。
何度も、聞こえてきた「化け物」という言葉。
泣くことは出来ず、毎日耐えてた。
だから、理解をしてくれる友達が出来た時の喜びはすごかった。
あたしのすべてを受け入れてくれる……陸という存在が出来た時は、もっと嬉しかった。
そうだ。
繭ちゃんにも、そういう存在が出来たらいいんだ。
そうしたら、寂しくなんかなくなる。
「繭ちゃん、おいで?」
両手を広げた。
「……っっ……」
泣いている彼女を教壇から、抱き上げる。
人間の子ども、会長の弟の飛鳥君を抱くように、繭ちゃんを抱っこした。
「化け物って呼ばれるのがイヤなら、あたしの傍においでよ。ずっとこれから守ってあげる」
ニコリと微笑む。
あたしの近くで暮らせばいい。
命がある限りは、傍にいてあげるから。


