でも、こんなことしちゃいけないよ。
お嬢様方だもん。
ケガしたら、治療費ハンパなく取られちゃう。
じいちゃんに怒られるし、お父さんにも迷惑がかかっちゃうよ。
「もう……やめようか」
メガネを外し、ヘアゴムを解いた。
軽く頭を振って、髪を元に戻す。
「あんじゅちゃん来てくれるの?」
「行けないよ」
顔を振って、否定を表した。
「どうして!?」
寂しそうな目であたしを見る。
「……アイツを残して、そっちには行けないの」
アイツとはもちろん陸のこと。
もう辛そうな表情にさせたくない。
ずっと笑っていて欲しいもん。
「来てくれると思ってたのに……」
「ごめんね?」
あたしには、まだまだやりたいこと、やらなきゃならないことがたくさんあるの。
今、死ぬわけにはいかない。
「みんな、遊んでくれない。友達が欲しいだけなのに」
ついに、ポロポロと繭ちゃんの目から涙が溢れ始めた。
「いいな、あんじゅちゃんは」
「ん?」
「あのおにいちゃんがいつも傍にいてくれて」
ん? この場合……陸と会長どっち?
繭ちゃんが言うお兄ちゃんがわからない。
お嬢様方だもん。
ケガしたら、治療費ハンパなく取られちゃう。
じいちゃんに怒られるし、お父さんにも迷惑がかかっちゃうよ。
「もう……やめようか」
メガネを外し、ヘアゴムを解いた。
軽く頭を振って、髪を元に戻す。
「あんじゅちゃん来てくれるの?」
「行けないよ」
顔を振って、否定を表した。
「どうして!?」
寂しそうな目であたしを見る。
「……アイツを残して、そっちには行けないの」
アイツとはもちろん陸のこと。
もう辛そうな表情にさせたくない。
ずっと笑っていて欲しいもん。
「来てくれると思ってたのに……」
「ごめんね?」
あたしには、まだまだやりたいこと、やらなきゃならないことがたくさんあるの。
今、死ぬわけにはいかない。
「みんな、遊んでくれない。友達が欲しいだけなのに」
ついに、ポロポロと繭ちゃんの目から涙が溢れ始めた。
「いいな、あんじゅちゃんは」
「ん?」
「あのおにいちゃんがいつも傍にいてくれて」
ん? この場合……陸と会長どっち?
繭ちゃんが言うお兄ちゃんがわからない。


