あたしを自分の膝の上に乗せ、お腹に手を回してる。


「……なんで制服のボタンを外すかな」

「暑いだろ？」

「絶対にそういう理由じゃないでしょ」

「チッ…。だって……杏ちゃんに生で触れるじゃん♪」



鼻歌を歌いながら、楽しそうにシャツのボタンを外していく。




「誰かに見られたらどうするの」

「誰も来ねーよ。最上階までなんて」

「…先生達が様子を見に来るかも知れないよ？」

「そん時は、イチャイチャっぷりを見せ付けて帰らせれば良い」

「イチャイチャなんてしないから」

「おっ♪今日はパステルイエローだ♪」

「………変態」



話を聞いてくれません。


ゴーイングマイウェイです。