ブランコに腰掛ける。
荷物の入ったバックを隣に置いた。
「ブランコなんて久しぶりだなぁ…」
懐かしい遊具で、少し遊んでみる。
少し気分転換になるような気がした。
ふと…陸の枕元にあった“あるモノ”を思い出す。
やっぱり、二宮さんと同じ。
いつも陸が身につけてるネックレス。
1週間前に見た二宮さんとお揃いだった。
たぶん…陸がプレゼントしたんだろうな。
「……あたしは……性欲処理のために、付き合ってるのかな?」
言葉にすると、また心が黒く塗り潰されていく。
夕日が夜に変わるように、あたしも…闇に溶けて、消えれたら良いのにな。
下を向いたまま、サンダルを見つめた。
ジャリ………。
誰かの足音が聞こえて、顔を上げる。
荷物の入ったバックを隣に置いた。
「ブランコなんて久しぶりだなぁ…」
懐かしい遊具で、少し遊んでみる。
少し気分転換になるような気がした。
ふと…陸の枕元にあった“あるモノ”を思い出す。
やっぱり、二宮さんと同じ。
いつも陸が身につけてるネックレス。
1週間前に見た二宮さんとお揃いだった。
たぶん…陸がプレゼントしたんだろうな。
「……あたしは……性欲処理のために、付き合ってるのかな?」
言葉にすると、また心が黒く塗り潰されていく。
夕日が夜に変わるように、あたしも…闇に溶けて、消えれたら良いのにな。
下を向いたまま、サンダルを見つめた。
ジャリ………。
誰かの足音が聞こえて、顔を上げる。


