だから、あたしもいつもと同じように、お茶を入れる。
陸にはコーヒー。
あたしには紅茶を。
パソコンデスクの上には、大量の書類。
その傍に、入れたてのコーヒーを置いた。
「サンキュ」
ニコッといつものように微笑みかけて、ソファーに腰掛ける。
陸は仕事が溜まっているらしく、カタカタとキーボードを叩く音が、静かな部屋に響いた。
仕事するなら、なんであたしを呼びだしたんだろう?
お茶くみさせるため?
まぁ……どうでも良いけど。
黒の中からは、黒いモノしか出てこない。
黒いモノにすべて飲み込まれそう。
気を紛らわすために、『Blossom』のDVDを見ることにした。
DVDを再生させながら思う。
陸の部屋にあるあたしのモノも、持って帰らなきゃ。
要らないモノの私物が、残ってるのはイヤだよね。
陸にはコーヒー。
あたしには紅茶を。
パソコンデスクの上には、大量の書類。
その傍に、入れたてのコーヒーを置いた。
「サンキュ」
ニコッといつものように微笑みかけて、ソファーに腰掛ける。
陸は仕事が溜まっているらしく、カタカタとキーボードを叩く音が、静かな部屋に響いた。
仕事するなら、なんであたしを呼びだしたんだろう?
お茶くみさせるため?
まぁ……どうでも良いけど。
黒の中からは、黒いモノしか出てこない。
黒いモノにすべて飲み込まれそう。
気を紛らわすために、『Blossom』のDVDを見ることにした。
DVDを再生させながら思う。
陸の部屋にあるあたしのモノも、持って帰らなきゃ。
要らないモノの私物が、残ってるのはイヤだよね。


