アクアマリンの秘密

【セリユside】




この歪んだ想いがいつ生まれたかなんて、私には答えられるはずもなかった。









物心ついたときには独りだった。




私の横を通り過ぎる、幸せそうな顔をした家族。


指を絡め合い歩く恋人たち。


無邪気に笑う村の人々。




全て、私には縁のないものだった。


私を取り巻いていたのは、暗く影を落とした闇だけだったから。






それでも、私はずっと…