アクアマリンの秘密

その瞬間に飛んでくる攻撃魔法。
斬ってもなお、執拗に僕に向かって飛んでくる。



「うっ…!!」

「そんなザマでは私に触れることすらできないぞ。」

「…くっ…。」



言っていることはもっともだ。
距離を縮めることは出来ても、そこから斬るところまでは辿り着けない。



「お前は弱い。
だから蒼刃を守れなかった。
強い星来にすがった。
違うか?」

「…そうかもしれません。」



蒼刃が、自分は弱いと自信を失ったとき…
僕は何も出来なかった。
何て声を掛ければいいのかも分からなかった。

全てを知っている僕が何を言ったって届かないような気もしていたし、どこか…責められるんじゃないかって思いもあった。



「蒼刃をお前に託したのは間違いだった。
お前など…救わなければ良かった…。」



その言葉でいきなり無力感に襲われる。