アクアマリンの秘密

僕にその未来しか残されていないのだとしたら…僕は…




「ならば…僕は斬りますよ。
母上の顔をしたあなたを。」







『強く生きること』


それが僕と母さんの最期の約束だから。

僕が今まで、強く生きてきたのかどうかは分からない。
でも、『生きる』ことだけは捨てて来なかった。
どんな苦境に立たされても、命を諦めたりは絶対にしなかった。
それは全て…母さんとの約束があったから。
母さんは持てる力の全てを使って僕たちを救ってくれた。
僕たちの命を…僕たちの未来を守ってくれた。

だったら…





「僕には母上との約束があります。
ですから…あなたにはここで終わってもらいますよ。」



僕は剣を強く握り直した。