アクアマリンの秘密

『雪になることは…別れじゃないの。
…雪はいつか水になり、そしてまたいつか…雪になる。季節が巡れば、また。
その時はあなたのもとに舞い落ちるわ、紫紀。
だからその時まで…。』



俺の周りを浮かんでいた雪たちはどこからともなく吹いてきた風によって飛ばされて行った。
それと同時に温かさは消えていく。



「自分を守って…星来を守る…か…。」


俺は雪を掴むように拳をぎゅっと握りしめた。


「その時までに…強くなる。
全て終わらせて…笑顔を守れるように。」


また会う時には全てが終わっているはずだ。
だったらその時には、皆の笑顔をお前に見せよう。











「約束だ、華央。
いつかまた…巡り合うまで。」