アクアマリンの秘密

「一緒に死んでよっ!!お兄ちゃん…!!」

「…ごめんね。出来ないよ。」

「ぼくだって生きたかったっ…
お兄ちゃんと同じ世界で…生きたかったよっ…!!」


そう言ってさらにじわじわと力を強めてくる。
こんな小さな体のどこにそんな力が隠されているのかって思うくらいに…。


「そうだね…。
ボクも…君と生きたかった。」

「だってもう…ぼくは生きれない。
だから死んでよっ…!!
お兄ちゃんだけ生きてるなんて…ずるいよっ!!」

「…そうだね。
ボクはずるいのかもしれない。」

「だったら…。」



剣を持つ手の力が格段に強くなった。

ボクにとどめを刺そうとしている…。

それが分かったから、ボクも剣を強く握り直した。







キンッ…





一本の剣が大きく宙に舞った。