ぐ~…きゅるるる…



「ご…ごめっ…あたしのお腹だ…今の…。」

「俺のじゃねぇからお前のだろ。」

「蒼刃は…お腹空かないの?
もう何日も食べてないでしょ…?」

「…少し…。」

「食べに行こうよっ!!
あたしが作るよ?腕によりをかけて…。」

「いい。緑志のメシが食いてぇし。
つーかお前…作れんのかよ?」

「なっ…あたしだってやろうと思えば…。」

「んじゃいつか…な。」

「うんっ!!」




そう言って笑顔を俺に向けて、そのまま俺の右手をぎゅっと握る星来。
突然のことに思わず胸がドキッとする。
こいつは…何とも思ってねぇんだろうけど…。
俺はお前の一挙一動にいちいち左右されるんだっつの…。




「あのね…蒼刃…。」

「なんだよ?」