アクアマリンの秘密

「かなり微かだが…ジャニアの気配がする。」

「え!?」

「近くはない。それに感じたと思ったらすぐに消える。」

「…そう…ですか…。」

「蒼刃の体もそろそろ限界だ。
それにオレたちにとっても、優秀な戦士を今失うことは危ない。
…早く…元気な顔を見せてほしいね。
蒼刃にあんな顔は…とても似合わない。」

「ああ。」

「ボクも早く、蒼刃に元気になってほしいよ…。」

「…そうだね…。」



重く暗い空気があたしたちを包む。



蒼刃…。
今…どんな顔してるの?…会ってないから分かんないよ。
どんな声だったか忘れちゃいそうだよ。
いつもみたいにちょっと意地悪な声が聞きたいよ、蒼刃。
ぶっきらぼうだけど…本当は優しい蒼刃の声…。



蒼刃…。
辛いなら辛いままでいいから…。
その辛さを一人で抱え込まないで。



「あっ…あたし、ちょっと行ってきます!!」