「全然意味が分からないって顔してるね。それも仕方ないけど…。
オレたちの情報は全て、オレたちの方から提供したものだよ。
オレたちは自分の国を失ってから、王宮で保護されていたんだ。」
「保護…?」
「そう。国王も強い魔力の持ち主だった。
だから今までこの国はビシアスたちの攻撃を逃れてきたんだ。」
「あの…ビシアスって…?」
「ああ、ごめん。
星来にはそこから説明しないといけなかったんだ…
『ビシアス』っていうのはね…『破壊者』だよ。」
「破壊者?」
「さっきの赤髪の男と、それについていた女がいただろう?
あいつらがビシアスだ。」
「ビシアス…。」
「ビシアスたちは4人いる。あ、ビシアスたちはヒトではないから4人っていうのも少し違うんだけど…
まぁ今はとりあえず置いといて…
ビシアスたちはイアルとセリユの手駒だよ。」
「イアルとセリユ…。」
「その二人は…
この世界を壊してきた張本人…。」
「……。」
あたしは息をのんだ。
オレたちの情報は全て、オレたちの方から提供したものだよ。
オレたちは自分の国を失ってから、王宮で保護されていたんだ。」
「保護…?」
「そう。国王も強い魔力の持ち主だった。
だから今までこの国はビシアスたちの攻撃を逃れてきたんだ。」
「あの…ビシアスって…?」
「ああ、ごめん。
星来にはそこから説明しないといけなかったんだ…
『ビシアス』っていうのはね…『破壊者』だよ。」
「破壊者?」
「さっきの赤髪の男と、それについていた女がいただろう?
あいつらがビシアスだ。」
「ビシアス…。」
「ビシアスたちは4人いる。あ、ビシアスたちはヒトではないから4人っていうのも少し違うんだけど…
まぁ今はとりあえず置いといて…
ビシアスたちはイアルとセリユの手駒だよ。」
「イアルとセリユ…。」
「その二人は…
この世界を壊してきた張本人…。」
「……。」
あたしは息をのんだ。



