「守りたい人間?」
「ああ。」
「誰か…聞いてもいいの?」
「…お前だよ。」
「え?」
「華央…お前だ。」
「なっ…。」
それ以上、言葉が続かなかった。
苦手だったはずの真っすぐな目が私を捉えて離さない。
「もし、白斗とお前が同時に窮地に追い詰められていたとしたら…。
白斗には悪いが、俺は華央を選ばせてもらう。」
「わっ…私は平気よ。私の魔力を越える者なんて誰も…。」
「確かに。力じゃ…今のお前には及ばない。
それでも…俺はこの手でお前を守りたい。
…華央はとても…弱いから。」
「なっ…私は弱くなんかないわ!!
弱いわけないじゃない!!弱かったら…インプレグナブルに配属されたりしないわ。
唯一の女なのよ?インプレグナブルの中じゃ…。」
「力のことを言っているわけじゃない。
お前の心のことを言っている。」
「私の…心…?」
「ああ。」
その眼差しはやっぱり真っすぐだった。
「ああ。」
「誰か…聞いてもいいの?」
「…お前だよ。」
「え?」
「華央…お前だ。」
「なっ…。」
それ以上、言葉が続かなかった。
苦手だったはずの真っすぐな目が私を捉えて離さない。
「もし、白斗とお前が同時に窮地に追い詰められていたとしたら…。
白斗には悪いが、俺は華央を選ばせてもらう。」
「わっ…私は平気よ。私の魔力を越える者なんて誰も…。」
「確かに。力じゃ…今のお前には及ばない。
それでも…俺はこの手でお前を守りたい。
…華央はとても…弱いから。」
「なっ…私は弱くなんかないわ!!
弱いわけないじゃない!!弱かったら…インプレグナブルに配属されたりしないわ。
唯一の女なのよ?インプレグナブルの中じゃ…。」
「力のことを言っているわけじゃない。
お前の心のことを言っている。」
「私の…心…?」
「ああ。」
その眼差しはやっぱり真っすぐだった。



