「次は僕かな?」

「うん。それとも蒼刃先に言う?」

「言わねーよ。」

「じゃあ緑志。」

「僕は宝来緑志(ホウライリョクシ)。
僕の能力は『シールド』だよ。
さっきみたくガードとなるものを作ったり、攻撃を跳ね返したり出来る。
あとは…今このシップもビシアスたちに見つからないようにしてるよ。」

「そんなに…たくさん出来るんですか…?」

「うん。あ、とは言っても大して魔力は持っていないんだけどね。」

「あ、ちなみに蒼刃と緑志は双子だよ?」

「双子っ!?」

「余計なこと言うんじゃねーよ白斗!!」

「余計なことなんかじゃないでしょう?
さ、最後は蒼刃だよ。」

「だりぃ…。」

「はー…もうこれだから蒼刃は…。
じゃあオレから紹介するね?
彼は宝来蒼刃(ホウライソウハ)。
さっきも言った通り、緑志の双子の弟だよ。
で…能力も見たとおりだと思うけど…『ソード』
基本の武器は剣だけど、他の武器も扱えるんだよ。」

「そ…うなんですか…。」

「そして最後は星来、だね。」

「あたし…ですか!?」


突然自分に振られて戸惑う。