彼は年下の男の子




♪♪♪♪♪


携帯がなった。


【恭介】


出たくない


鳴り続いたが 私は出なかった。


すると 今度は


直美の携帯が鳴ってる。


「あっ!新だ!どうしようか?
たぶんあんたのことだよね」

 
「あたしの事だったら 急用が出来て
学校へは行かなかったと伝えて」


「行かなかったことにするの?
確かめればいいじゃん!」


「どうせ 嘘つかれるだけじゃん!
手を繋いで歩いた本人が言ってるんだよ
あたしが それを指摘したって
違うよ!しか言わないわよ!
そう言うのもう 嫌なんだ!
分かるでしょ!」