彼は年下の男の子



「待たせて ごめんね」


康太を連れて 車に戻った。



「なあ 美咲 
康太が ママって呼んだだろう・・・」


「康太は 誰でもママって呼ぶのよ
姉が忙しい人だから
周りのみんなで見てるからね
まさか私の子供だと思った?」


「うん 似てるし」


「ブブー!残念でした
姉も こんな顔してます」


と 顔を見せた。


危ない危ない。



ちゃんと誤魔化せたかな?





やっと駅に着いた。