彼は年下の男の子



「貰ってって・・・」


「ジョークよ」


「そんな おばあちゃんになった用な女
相手に出来ないなぁ~」


「あたしだって おじいちゃんは
嫌です!」


「なんてな 
その時は任せろ!!」


と ガッツポーズと 取る。


自然に 涙が溢れる


恭介に見つからないように
外を向いて 拭いた。


その時


「ママ・・・」


と 康太が呼ぶ


「なに? おしっこかな?」


「うん」


「オムツなんだから その中にして!」


「やだ!」


「今 オムツを外すトレーニング中なんだ
でも ダメなものはダメでしょ!
そこてして!」


「おいおい!美咲
停めてやるから させろよ」


と 車を停めてくれた。