彼は年下の男の子




「久しぶり」


卒業以来 久々の再会


なんかあの時代に戻ったみたい。


直美にも あれ以来
病院へ着いてきてもらって以来だ。


2年ちょいぶり。


「あんた なんか 輝きがないよ!
恋してる?」


(そんな余裕ないんだよ
・・・康太がいるし・・・)


「恋はしてないな・・・直美は?」


「あたし?洋一郎と結婚するよ
そのうちね」


「そのうちって…」


「この前ね 指輪のサイズとか聞くからさ
そこは さらぁ~と流したんだけどね」


「そーなん!!
わ〜結婚式呼んでよ」


友達の幸せが
自分の事の様にうれしかった。


【指輪】


ふと あの頃を思い出した。


あの指輪をもらった日


康太が 宿った。。。