彼は年下の男の子



(あなたの孫ですよ
可愛いでしょう)


とは 言えない 。



「同窓会があるんだけど
普段この子を面倒見てる母が高熱で
姉は 仕事休めないから
私が見ることになって
だから 同窓会中は
伯母の家へ預けるんですよ
これからまだ電車に乗らないと・・・」


「私が預かってあげようか?
ここなら 家近いじゃない!」


助かるのは助かるけれど


で・でも・・・
それは・・・
ちょっと・・・。