来るとは思ったけど…。 まさか、ここまで大げさな反応するとは。 恐るべし、先生。 なんていうか、先生はいつも、いろんな意味であたしの期待を裏切ってくれる。 「あっそうだ!!」 先生は急に何かを思い出したように、ガバッと立ち上がった。 さっきまでシュンとしてたくせに…、 すごい切り替わりよう。 そんな先生に呆れつつも、あたしは何事かと先生に目を向けた。