まぁ、原因はわかりきってるんだけど。 でも、それを認めたくない。 いつのまにか、先生をこんなに好きになってるなんて… 知らなかったもん。 「…やっと自覚したんだ??」 いつの間にか手前の席に座っていた美々の核心ついた言葉に、思わず考えるのを中断して顔を上げてしまう。 自覚したって…。 まさか、先生が好きなこと、美々にバレてる?? 美々はまだ報告してないはずなのに… 一体こいつは何者なんだろうか。