そんな彼女に対して、先生は迷う様子なく、キッパリと切り捨てた。 「本当にごめん。 俺はお前のこと…大切な生徒にしか見れないから。」 思わず、先生の言葉に見入ってしまう。 そんな言葉、あたしに告白してきた先生の姿を思い浮かべると… 同一人物が言ってるとは思えない。 だけど、その分。 大切な生徒の1人に告白しちゃうぐらい。 あたしは先生から想われてるんだな、ってのを実感した。