幕末〓冷血の鬼

「気にするな。」


「え?」


斎藤さんに言われ目を見開くと斎藤さんはボソッと言った。


「顔に出ている。」


斎藤さんも、心配してくれているのだろう。


(私、そんなに顔に出やすいのかな?)


首を傾げていると近藤さんは、周りを見渡し口を開いた。


「我々は勝沼で歳が援軍を連れて来るのを待つ。ただ何時敵が来てもおかしくない場所だ。気を引き締めておくようにな。」


近藤さんがそう言うと隊士達は真剣な顔をし頷いた。