それに気付いた真人が


「ちょっとこれを一緒に倉庫へ運んでくれ」


と 言った 


たぶんそこで泣いてしまったら


みんなに変に思われると考えたからだ





倉庫で


「何かあっただろう?」


と 優しく頭を撫でる


「・・・」


「言って楽になるんだったら言ってみろ」


「私の問題だから・・・」


そういうと真人は抱きしめてきた


「佳奈 オレはお前が好きだ」


「え?」


「再会してからずっと好きだ
たとえお前に彼氏がいても諦めないから・・・」


「健は彼氏じゃない!!って もう友達でもない」