彗さんと別れ、神田に事情を説明した。 「はい。分かりました、昴様。これからお気をつけて」 「うん」 私が返事をすると、神田は少しの間私を見て、スタスタと帰って行った。 講堂まで誰もいない廊下を歩き、ふと考えてみた。 羅々…何処にいるんだろ。 一応メールしてみよう。 今何処いるの? 色々と黙ってて ごめんね(泣) あとで話すから! よし、送信完了。 んじゃ、行きますか。 …それにしても、無駄に長いよこの廊下(汗)