学校について、靴を履き替えていると




「うわぁ!!!!」



後ろから誰かに抱きつかれた。




まぁ、だれかはわかってるんだけど;

いくらアホな由里でも、毎日のことだからもうわかる。





「ちょっと、離れてよ。

京ちゃん・・・。」


そう言いながら、首に巻きついている腕を取り払う。



「由里、おはよう!!」


振り返ると、やっぱり京ちゃんだ。





「おはよう!!

じゃなくて・・・・


毎日抱きつくのやめてよぉ~。」



「いいじゃんかッ

俺ら彼カノなんだし!!」


そうなんだ。



京ちゃんは由里の彼氏。





入学してすぐ告られた;

でも、断った。






けど・・・・・


それから何回も何回も告られて、おれたんだ。




由里が。

めずらしくね。



てか、初めてだょ;