「由里、ありがとな。」



ちゅ



「っな!!先輩。」


「ご褒美。」



にこっと笑って見せると、真っ赤になって黙り込む。


俺のこの笑顔に由里が弱いことはもう把握済み♪





「うわ~~。

公共の面前でよくやりますね、先輩;」



あッ!!



そうだった・・・・。

梓ちゃんたちいるんだった。




知らない人ばっかはいいけど、知ってる人がいると、やっぱり少しはずい。




「もう!!

先輩、はずかしいです・・・。」




真っ赤になって余計可愛い俺の由里。


「じゃあ、後でいっぱいしよっか♪」



耳元でそうささやくと、もっと真っ赤になる。




「先輩!!!」





・・・・・怒られてしまいました;