遠距離と慣れない環境で、不安と寂しさに押し潰されていた高校1年生の時。


でも今は、離れていてもお互い繋がってるって信じているから頑張れているんだ。


自分が辛くても、君を思い出せば君も頑張ってるからやり通さなきゃって思うようになっていた。1人じゃないと。





────……だけど少しずつ見えなくなっていたのかもしれない。




自分達の生活に没頭し過ぎていたのか、君を頼りにし過ぎていたのか。



どちらにせよ遠距離2年目だったのもあり、歯車が狂い出す時だったのかもしれない。



────……距離が遠いほど、君も遠くなる気がしていた。