「そして、帳が虎堂というチームを造った。そして俺が、No.2になったんです。仲間が居て、俺を必要としてくれている人が居て。俺にとって虎堂は、居場所だったんです」
帳が、畝高くんに居場所をあげたんだ。
2人とも、ずっとひとりだったから。
2人居れば、きっと…最高に幸せだったんだ。
「……そしてつい最近、俺が倉庫の周りを見回っていたとき…父が…原田組の奴らと俺の前に現れたんです。“私は、この原田組と手を組んだ。だからお前にも協力してもらう”…と。俺は、脅しがかったように強制的に家へ連れ戻されました。2年も放っていたくせに…。そして家に帰ると、そこには…新しい俺の母になる人が居ました。その人は、とても優しそうで…でも俺は、あのときの記憶が蘇って…上手く接することが出来ませんでした」



