日本女児VS肉食獣


「だ、大丈夫…?」

「はっ…はっ…」

呼吸がリズミカルになってきた。
はぁ…よ、良かったぁ…

「僕のせいですよね…すいません…。貴方にとって、話したくないことに触れてしまって…」

僕は畝高くんの背中をさすりながら、謝った。
あれだけ取り乱すんだ。
絶対に何かある…んだろうけど…人には言いたくないことが沢山ある。
それを僕が聞き出す権利はない。
僕だって、聞かれても、自分が嫌だと思ったら言わないだろう。

「はっ…す、すいませっ…はぁ…はぁ。こ、こちらこそ…取り乱してしまって…」

額に玉のような汗を滲ませながら、畝高くんは息苦しそうに話し出した。

「君のせいなわけないでしょ?僕が嫌なこと聞いたから」