「あぁ。良かったわ…。あ、俊充くん?絶対外に出てはダメよ?大人しくしてなさい。私は行くから。では、ごゆっくり」
それだけ言って、看護師さんは病室から出て行った。
……この人が、畝高くんか…
髪は黒。肩につくくらいの長さで、肌が白く、ひょろい感じがする。
だ、大丈夫なのかな…この人…栄養とか…(汗)
あ、顔は綺麗な顔だけど…
「…あの」
暫く見つめていたせいか、畝高くんから声が掛かった。
「うわっ…すいません!!何者かも名乗らずに…」
「あ、いえ…大丈夫です」
やっぱり良い人だな。
笑って許してくれるなんて…!!(泣)
「ええと、僕は花巻 雪乃介です。よろしく」



