やばい、緊張する。 今から、別れ話ってやつをするんだよね…?? 手から変な汗が流れる。 歩き方なんて、手と足が一緒にでちゃうぐらい。 それぐらい、あたしのプレッシャーはMAXに達していた。 「ブラックコーヒー1つ。」 先輩が、喫茶店のお姉さんに、コーヒーを注文する。 正直、この席までどうやって来たのかも全然わからない。 ただわかるのは、お姉さんが先輩の顔を見て、頬を染めていたってこと。