滝井君は顔を真っ青にし、
逃げてしまった。


「ヒカリ!!大丈夫か!?」


急いで近寄ってみると、
ヒカリは傷だらけになっていた。


「ヒ、ヒカリ?」


ニ、ニャー……


これが僕が最後に聞いた
ヒカリの鳴き声だった―……