「く、久住さんの方が
優しいよ!!!」


照れてしまって、
変に大きな声で言ってしまった。


久住さんはその声に驚いて、
ビクッと震えた。


その後に、
照れくさそうに笑った。


「ありがとう…」


呟くように小さな声だった。