首筋に光る汗

薬指でつないだ約束が
まぼろしになったと知った

僕も君も幼かっただけさ

そう言えばすんなりと
うなずくとでも思っているの

錆びた胸に沈めたナイフ
握っていたぬくもりが真実だと
疑うことも忘れ信じていた


おわりは にぶい痛みと傷跡を残して


それでもまたひとつ
あなたを愛しくさせた