絵本の一ページのように
鮮やかに穏やかに
色をつけて呼吸をしたあの一瞬

あなたはたしかにそこに居て
わたしもたしかにそこに居た

二人で背負った涙と
目に痛いくらいきれいな夕焼けは

あたたかな一本の道となって

わたしとあなたを
導いてくれた